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「方位」の定義と偏角の補正についての私的考察
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太古の昔、コンパス(磁石)がまだ発明されていない時代には、人々は太陽や星の位置から方角を見つけていました。コロンブス達が果敢に冒険に挑んだ大航海時代も、星の位置から方向や距離を決めていました。
古来、太陽の位置により方位が定められていましたので、私達の住んでいる北半球で北と言えば極北(北極点)のことで磁北ではありません。
かりに磁北を北としてしまうと、磁北の近くでは、磁北が地図上の南を指すという奇妙なことが発生していまいます。

占術家のなかでは、「移動の方位=北極点」「家相の方位=磁点」とするのが一般的だとされていますが、流派によっては「移動も家相=北極点」であるとか「移動も家相=磁北」とそれぞれが、それぞれの考え方を説いています。

ここで一考いただきたいのは、そもそも、方位や家相という概念は中国で発祥した「八卦」や「易」の概念が根本理念となっています。
それらが生み出された時代は、交通手段は徒歩か馬や牛しかなくて、自動車や電車や飛行機どころか天動説がまかり通っていて、南半球の存在などは無視されていた時代です。
その当時の考え方を、原書や原典そのままに現代に当てはめる事は、あまりにも無謀といえるのではないでしょうか。

例えていえば、昔ならほんの数10キロ進む(移動)にも徒歩でなら数日掛かったにも関わらず、今日では交通手段によってほんの数分で移動が可能です。

 

もう一点、地図は平面に書かれたものですが、現実の地球は球体をしています。
事実、地球のような球面上の方位は、ふだん地図で見ている方位とは、かなり異なったものとなります。実際に日本(東京)からイギリス(ロンドン)をみると北北西の方角で、逆にイギリス(ロンドン)から日本(東京)を見ると北北東になり、正反対の方位ではありません。なぜなら、地球は丸いからです。

日本国内の比較的近距離の移動であっても、緯度に大きな差があるゆえに、地図上に定規で直線を引いて作った方位図は、基本的には正確なものとは言えません。まして、遠距離になればその誤差はより大きくなってしまいます。

それではどうすれば良いのか。この占術には、こういう方位の出し方が伝承されているという曖昧な根拠のものではなくて、より正確に方位を決めるために考えたのが、天文学の計算で使用している球面三角法を応用し、科学的根拠に基づいた方位の計算をして、真の方位を求めることでした。

日本の場合、コンパスで測った北を、地域によって異なりますが約6度から9度程度、西に傾けないと、正しい北(真北=しんぼく)になりません。この補正のための角度を偏角と言いますが、現実の占いの世界では風水や気学、方位術の専門家と称する人達が、正確な知識がないまま、流派によっての解釈のみを伝承して偏角を取り入れてしまったため、偏角や方位の取り方、決め方に大きな差異が生じる事になっているのが現状です。

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